KAGEYAMA BCL BLOG

Since: October 30th, 2004
私が1970年に始めた趣味であるBCLに関するBLOGです。皆様のコメントやメッセージをお待ちしています!

皆さん、当BLOGサイトは「世界の放送を聞こう」と言う趣味"BCL"のためのBLOGサイトです。 まずは"KAGEYAMA HOBBY HOMEPAGE"を補完するように使っていこうと思っています。 特に、当BLOGでは受信LOGを中心に即効的な情報のUPを行うことを主目的とし、 ホームページをサポートしていく所存です。 なお、このページで使用している時間はJSTですのでお間違いのないように! このサイトは、ブラウザーは"Mozilla Firefox"に最適化しています。

私は1970年ちょうどにBCLと言う趣味を始めました。
当時は岡山県津山市の実家に住んでおり小学生でした。まだ、「世界の放送を短波で聴取する」というブームが始まる少し前になります。
BCLを始める数年前に電気に興味を持ちました。そして、電気に関する本を親にねだって購入してもらい勉強をしていると、短波受信の件が目に留まりBCLを当時の実家にあった5球スーパーラジオの短波も聞けるもので始めるに至りました。アンテナはBCLを始めた時には数メートルの電線だけだったと思います。

岡山の実家では今から思えば非常にノイズが少ない環境だったと思います。5球スーパーのラジオと数メートルの電線だけで、49メーターバンドのブラジルの放送局がとてもよく聞こえていた思い出があります。

そのうち、電波新聞社から出版されていた「ラジオの製作」を購入するようになり、アンテナは屋根に張った20メートルくらいのロングワイヤー、その後、1970年代後半には40メートルのロングワイヤーになったと記憶しております。受信機も、5球スーパーからICF-5400、ICF-5800、9R59DS、自作高2中3のスーパーヘテロダイン受信機、JR-310(BCLバンド改造機)・・・
周辺機器も、アンテナカップラー、アクティブプリセレクター、ビート発振器、周波数カウンターと進化し、いわゆる「直読」を1976年頃には実現をしていました。当時は津山市にもパーツ屋があったので部品購入できましたし、大阪の日本橋にも年に数回足を運んだり通信販売も利用しました。

そして、聞こえる局も拡大し中南米、北米、オセアニア、アジア、中近東、ヨーロッパ、アフリカなどと世界中からの電波を聞いて楽しむうち、アフリカの言語と音楽に非常に興味を持つようになり朝の2時~4時頃に良く聞くようになりました。この頃はBCL大ブームの頃です。
アフリカ局であれば1kW位の出力があれば当時は聞こえておりました。もちろん岡山の環境も良かったのはもちろんです。短波に出ているほとんどのアフリカ局を当時聞いたと思いますし、多くの局からQSLもいただいたと思います。本当に良い思い出です。

岡山でのBCL活動は、私が20才の時まで続きました。その時を振り返りますと以下のようになります。
①都市ノイズのない非常に低雑音な受信環境。
②大きなアンテナを張れる広いスペース。
③日本BCL連盟からのサポート。(津山ミーティング長、岡山ミーティングにも参加)
④非常に良いBCL仲間の存在。

今でも、岡山県津山市の実家に帰ると自宅で長いアンテナを張って聞く事があります。やはりローノイズで受信には非常に良い環境であると思います。これからもこの受信を楽しもうと思います。本当に私にとって津山での受信は非常にアツかったし、これからもアツいと思います。
皆さまも、ぜひ岡山にペディや観光においでください。きっと、この環境に満足されると思います。
岡山県の岡アツのロゴを張っておきます。私自身も岡山にはアツい想いを持っています。
岡アツロゴ_白文字赤背景

Voice of Indonesiaの朝の放送の受信音を上げておきます。同局はこの周波数で日本時間の21時から日本語放送を行っておりますが、その再放送を日本時間の7時から行っています。今まであまりこの時間帯にはこの周波数でインドネシアがきれいに開けないので、なかなか聞いた事のない朝の放送でしたが、今日はまずまず聞こえておりましたので受信音をUPしておきます。 受信音は、英語放送の終わりから始まっており、再生後すぐに"Thank you so much!..."の英語の終了アナウンスから聞こえていると思います。その後、Voice of Indonesiaのテーマ音楽が流れております。そして、再生後3分後に男性アナウンスで日本語の開始アナウンスが流れています。なかなか聞こえないローバンドのこの時間帯に良く入ったと思います。この受信音の数分後にはフェードアウトしたことも併せてお伝えしておきます。

受信日:2025年1月4日 受信時間:06:57-07:01JST 周波数:4755.02kHz
受信モード: AM 3.3kHz IF Filter RX: IC-R75 ANT: ΔLOOPX

2025年最初のLOGアップになります。お正月休みなのでゆっくりと06:30前に起きてきまして、06:30から聞き始めました。今朝は何といってもVoice of Indonesia 日本語放送の朝の受信ができたことでしょう。開始部分はきれいに確認ができましたが、もうすぐにフェードアウトに向かい07:05辺りにはかなりノイジーになってしまいました。この日本語放送は時間が悪いです。もう1~2時間早くしないと聴き辛いと思います。他は北米がまあまあと言う感じでした。欧州方面はほぼ聞こえていませんでした。
<06:30-06:45>
4755.02kHz Voice of Indonesia 35333 English
11780.01kHz Radio Nacional da Amazonia 35232(LSB) Portuguese
11860kHz Radio Marti 35333(LSB) Spanish
11930kHz Radio Marti 35333(LSB) Spanish
<06:45-06:56>
11975kHz CRI via Mali 35222 French
11665kHz RTM Wai FM 35333 Malaysian, 06:53 S/ON
<06:56-07:05>
4755.02kHz Voice of Indonesia 35232 English -> Japanese, 07:00 Opening announcement in Japanese
<07:05-07:15>
11860kHz Radio Marti 45333 Spanish
11930kHz Radio Marti 45333 Spanish
9565kHz Radio Marti 35333 Spanish
9330kHz World's Last Chance Radio via WBCQ 35222 Portuguese
9350kHz WWCR Nashville 35232 English
9930kHz WTWW Lebanon 25232 English
9955kHz Radio Miami International 35232-1 English, Very low modulation
- RX:ICOM IC-R75 (x2) ANT:ΔLOOPX -

お正月のRadio Nacional da Amazoniaの受信音を上げておきます。今日の17時36分のSA部分です。再生開始後16秒後からステーションジングルの"Radio Nacional"の女性のコーラスが聞こえています。このSJは頻繁に出まして、今日の受信でも17:15、17:31、17:36と出ていました。 それに続く男性アナのトークでは、Nacional da Amazoniaのアナウンスとか、Bon Dia!(おはよう)のトークが3回連発で出ています。陽気なブラジル局ならではの内容です。こんなアナウンスはNHKでは出ませんよね?まあ、お正月からこんなに陽気なブラジル局を堪能できるなんて幸せです。他にはRadio Voz MissionariaとかRadio 9 de Julhoらしき局も入っていました。

受信日:2025年1月1日 受信時間:17:35-17:37JST 周波数:6179.94kHz
受信モード:LSB 3.3kHz IF Filter RX: IC-R75 ANT: ΔLOOPX

あけましておめでとうございます。
今年も当BLOGとBBSをどうかよろしくお願い致します。
さて、昨日も書いた気がしますが放送局は減る一方、昨年末もオーストリアのMoosbrunn送信所がその役割を終えて閉局しております。今や、スマートホンやネットワークの普及により短波に頼らなくても、海外に情報発信することは容易になっています。また、ラジオに比べると受信の不安定さもないのかも知れません。しかしながら、簡素な設備で世界どこでも手軽に聞く事のできるラジオ放送はインフラとしては非常に大事ではないでしょうか?震災の多い日本では特にその大切さはもう皆さんがご認識されていることと思います。
短波帯に関しては本当に寂しくなっておりますが、今年も聞こえている局をきちんと聞きたいと思っています。また、受信報告も最近さぼり気味ですが、ぜひ時間を作って送るようにしたいと思っております。BCLの数も減っていると思われますが、今年もBBSでは是非受信情報の交換をして微力ながら盛り上げていけたら良いと思っています。よろしくお願い致します。
2025年 元旦

2024年も細々とは言えBCLを続けてくることができました。放送局も本当に減ってきて寂しくなっている短波放送ですが、まだまだやっている放送局がある限り続けていきたいものだと思っています。
当BLOGにも色々と情報を上げたいと思ってはいても、なかなか話題が無くて投稿数は減って来ましたが今年も続けて来れました。当BLOGやBBSをご覧いただいた皆様に感謝申し上げます。
皆様どうか良いお年をお迎えください。

Norddeutscher Rundfunkのクリスマス特番であるGruß an Bord 2024が日本時間の12月25日の早朝に行われました。受信情報は以下に上げておりますが、受信音も上げておきます。以下の記事の中にも書きましたが、6080kHzのTashkent中継波は強めに入っていましたが音質が悪く了解度が悪いので、多少信号は弱めですが9635kHzを聞きました。こちらの周波数はドイツのNauen中継波と思われますが、非常に良い音で聞こえていました。5時ジャストから3分間の受信音を上げておきます。よろしければお聞きください。

受信日:2024年12月25日 受信時間:05:00-05:03JST 周波数:9635kHz
受信モード:AM 3.3kHz IF Filter RX: IC-R75 ANT: ΔLOOPX
NDR-Info

放送を聞きながら書いています。今年も結局のところ良好に聴取できました。
受信が確認できた周波数は以下の通り、
6030kHz Issoudun: やや信号が弱く聴き取りづらい。
6080kHz Tashkent: 信号はまずまずですが、変調音の高音域が不足して聴き辛い。
9635kHz Nauen or Moosbrunn: 最初はフェーディングが小刻みだったが5時頃はベスト。良い音。
11650kHz Issoudun: 終始、信号が弱くフェーディングも深めで聴き辛い。
今この記事を書いている05:15過ぎは9635kHzが落ちてきました。さて、最後のスイッチは6080kHzしかないのかな?と言う感じがしながら聞いています。
後日総合的な印象や受信音も上げてみます。
BBSでお付き合いいただいた方々、ありがとうございました。
スクリーンショット 2024-12-25 051902

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